こんにちは!
MTB音楽教室、ドラム講師の阿部実です。

前回のカウントの話の続きです。
何のためにカウントをわざわざ声に出すのか。
前回は、『事故防止の為』でしたが、
声に出す2つ目の意味は
『曲のテンションをメンバーに伝える為』
です。

カウントは、ただ言えば良いというものじゃありません。
曲のジャンルやテンション感をメンバーに正しく伝えて意識を共有する為に、様々な言い方をしなければいけません。

例えば、
元気の良い曲なら、
『ワン!トゥー!スリー!フォー!』
クールなグルーヴの曲なら
『ワンッ トゥッ スリッ フォッ』
と、
「お前ら、この曲はこのくらいのテンションで行くぞー!」
という号令をかける意味もあるのです。

逆に、とても激しいロックな曲なのに、
『ワン・・・、ツー・・・、スリー・・・、フォー・・・(ボソボソ)』
なんてカウントをされたらメンバーのテンション下がりまくり、曲の出だしは失敗するし、

静かなバラードなのに、
『ゥワーーン!!!トゥゥゥーーッ!!!スォルィィィ!!!フォオオオーッッッ!!!』
・・・何か嫌なことでもあったのかと心配になります。笑

「もちろんメンバーは曲を良く知ってるし、今更号令をかけなくても分かるでしょ。」
という気持ちも分かりますが、
やはり他人同士、少しずつのズレが4人集まったらかなり大きな問題になりますし、
曲の出だしがピッタリ合う(タイミングだけでなく、テンション感も)と、お客さんも引き込まれていきます。

『分かっているけど、個々の気持ちのズレを統一するために敢えてドラマーが号令を出す』という意識が大切です。

CDではカウントは聞けませんが、ライブに足を運んでみると、実に色々なカウントを見る事ができます。
ネットでもライブ動画が見れますので、色々なライブを見ると参考になると思います